課題名 | 7 河北潟干拓地区炭素貯留関連基盤整備 、 実験事業 |
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研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
生物資源G |
研究期間 | 完H22~23 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:河北潟干拓地の土壌は重粘土のため排水性が悪く、畑作物は湿害や干ばつの影響を受け易い状況にある。そこで、(独)農村工学研究所で開発された地下かんがいシステムの導入と土壌改良資材としての竹パウダー施用が、土壌の理化学性に及ぼす影響について検討する。 、成果:1)試験1:いずれの調査項目も、フォアス区と対照区との間に明確な差はみられなかった。気相の割合を示す粗孔隙は大豆収穫後に高い傾向があるが、湖北フォアス区以外は目標値(10%以上)より低い。土壌硬度はいずれも目標値(22mm以下)に達している。pHは、湖北で目標値(6.0~6.5)より低い。ECは、いずれも目標値(0.2mS/cm以下)に達している。可給態リン酸は、湖北で目標値(10mg/100g以上)より低い。腐植は、すべての区で目標値(3%以上)より低い。 、 2)試験2:いずれの土壌調査項目も、施工前後で明確な差はみられなかった。気相の割合を示す粗孔隙は施工後の作土層で高くなったが目標値(10%以上)より低い。土壌硬度は目標値(22mm以下)に達している。pHは目標値(6.0~6.5)より低い。ECは目標値(0.2mS/cm以下)に達している。可給態リン酸、腐植とも目標値(3%以上)より低い。 |
カテゴリ | 湿害 大豆 土壌改良 排水性 |