課題名 | 農薬使用量を削減する安全・安心なウメ防除技術の確立 |
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研究機関名 |
福井県園芸試験場 |
研究分担 |
ウメ |
研究期間 | 継21~25 |
年度 | 2011 |
摘要 | ・病害虫防除の検討 、 かいよう病の薬剤による夏秋期防除は、甚発生下において、ほとんど効果がなかった。ウメ圃場におけるナシヒメシンクイガの発生盛期は、7月中旬から8月下旬であったが、この時期の薬剤による防除は効果がなかった。一方、交信攪乱剤や性フェロモンによる防除効果は高かった。 、・黒星病適期防除技術の確立 、 黒星病は、4月10日から6月9日(昨年は、4月15日~5月25日)に感染し、その感染は、降雨に依存することが示唆された。また、黒星病斑上の分生子は3月中旬から増加しはじめ、9月上旬以降減少していった。平均気温が平年よりかなり高くなった、2月中旬にも増加がみられたことから、分生子の発生消長は温度に関係することが示唆された。 、・農薬使用量削減技術の開発 、 3年目の散布量100L/10a、200L/10aが病害虫発生に及ぼす影響を継続調査した結果、削減年数を経るほど、樹齢が高いほど、黒星病、かいよう病の発生が多くなった。一方、灰色かび病、アブラムシ類、ウメシロカイガラムシは、100L/10aの散布量で抑制された。 、 |
カテゴリ | 病害虫 うめ 害虫 黒星病 性フェロモン 農薬 病害虫防除 防除 薬剤 |