課題名 | アッサムニオイザクラ異常葉の原因究明と対策 、(1)ネクロシス症状の原因究明 、1)発生状況調査 、 、 、2)遮光条件と発症との関係 、 、 、3)病理学的アプローチ 、 、(2)クロロシス症状の原因究明 、1)発生状況調査 、 、2)施肥量と発症との関係 、 、 、 、 、(3)枝枯れ症状の原因究明 |
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研究機関名 |
山梨県総合農業技術センター |
研究分担 |
岳麓試験地 作物病害虫科 |
研究期間 | 新H23~25 |
年度 | 2011 |
摘要 | 、 、 褐変症状は全戸で確認され特に8,9月出荷で著しく、農家間差、品種間差が大きく見られた。褐色症状の発生には複数の要因が考えられるが主原因の特定には至らなかった。 、 遮光条件の試験結果から、ビニールハウスの無遮光区で斑点症状の発生が多く見られたが、斑点症状の発生には強日射との関係が起因しているものと推察される。 、 病害の観点から解析した結果、分離細菌で症状再現されたが、本細菌の分離頻度は低く、主因とは考えにくかった。 、 黄化症状は、6戸の生産者で確認され、5月頃から確認された。土壌の理化学性の分析から黄化症状の発生には土壌成分の影響が考えられた。 、 施肥試験の結果から無施肥区以外のいずれの施肥区においても黄化症状が発生し施肥が多いほど発生率が高かった。一方、黄化症状は9月頃から徐々に回復し、11月にはほとんどの株で回復した。以上の結果から、黄化症状は、急激な施肥で発生し、徐々に回復することが確認できた。 、 アッサムニオイザクラ枝枯れ症は、Phoma exiguaによる病害であることを証明した。また、イプロジオン水和剤、イミノクタジンアルベシル酸塩水和剤、マンゼブ水和剤が本菌に有効である可能性があった。 |
カテゴリ | 黄化症状 出荷調整 施肥 発生要因分析 光条件 品種 |