課題名 | リン酸・加里の施肥効率を高める肥培管理技術の確立 、(1) リン酸、加里の局所施肥法の確立 、1) スイートコーン・マルチ内施肥 、 、 、 、2) ナス・マルチ内施肥 、 、 、3) スイートコーン・ナス同時施肥 、 、(2)リン酸、加里の過剰圃場における減肥技術の確立 、1)灰色低地土 、 、2) 淡色黒ボク土 、 、 、 、3)現地スイートコーン圃場 |
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研究機関名 |
山梨県総合農業技術センター |
研究分担 |
環境保全・鳥獣害対策科 |
研究期間 | 継H22~25 |
年度 | 2011 |
摘要 | 、 、 早だしスイートコーンにおいて、マルチ内施肥により窒素、リン酸、加里を20kg/10a(20%)まで削減できることがわかった。また、マルチ内施肥により、リン酸、加里の土壌肥沃度が中程度である圃場では、リン酸、加里を各20kg/10a(75%削減)程度が減肥できる可能性が示唆された。 、 露地抑制ナスにおいて、マルチ内施肥により施肥利用率が向上し、窒素、リン酸、加里を各10kg/10a(25%)の減肥できることが明らかとなった。 、 同一マルチを利用したスイートコーン・ナス同時施肥は対照区と比べて収量、品質が同等であったため実用化が可能であり、施肥量も10kg/10a以上減肥できる可能性が示唆された。 、 2作の作付けでは、リン酸減肥による収量、養分吸収量への影響は認められなかった。土壌の可給態リン酸は、リン酸無施用区では若干、作付け前に比べて肥沃度が低下したが、リン酸施用区では若干リン酸蓄積が進んだ。 、 2作の作付けでは、リン酸減肥による収量、養分吸収量への影響は認められなかった。土壌の可給態リン酸は、リン酸施用の有無に関わらず、作付け前に比べて肥沃度が低下した。 、 土壌中にリン酸、加里が蓄積した圃場では、窒素単肥でのスイートコーン栽培が十分可能であり、それに伴って肥料コストを大幅に低減できることが明らかになった。土壌中の可給態リン酸および交換性カリウムは2年間の減肥では低下しなかった。 |
カテゴリ | 肥料 コスト 施肥 なす 肥培管理 |