| 課題名 | ブドウの害虫クビアカスカシバの防除対策 、1,加害生態の解明 |
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| 研究機関名 |
山梨県果樹試験場 |
| 研究分担 |
病害虫科 |
| 研究期間 | 新(H23)~(H25) 、新(H23)~(H24) |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | (1)クビアカスカシバの成虫発生時期 、県内14地点でフェロモントラップを用いた発生消長の調査を行った。今年は全般的に発生量が少なかったため、一部の調査地点では発生消長が判然としなかったが、6月から8月にかけて成虫の誘殺が確認され、特に6月下旬~7月上旬には、成虫の誘殺が最も多くなった。 、(2) )雌成虫の産卵および幼虫の加害実態 、1) クビアカスカシバの産下卵と食入痕の分布 、調査樹上における産下卵数と幼虫の食入痕数の分布には、2010年と2011年の間で有意な相関があり、2010年に産卵と食入が多かった範囲には、2011年にも産卵・食入が集中する傾向が観察された 、2) 幼虫の食入開始時期の検証 、ふ化直後の幼虫を新梢に接種したところ、翌日には多数の食入痕が観察され、ふ化後、直ちに食入を開始することが明らかとなった。また、平滑な茎表面よりも、両末端や葉柄跡のような傷口からの食入が多かった。 、(3)産卵からふ化までに要する期間 、雌成虫が、2011年6月15日~6月20日に産下した合計13個の卵について観察を行ったところ、卵期間は11~12日間であった。 、(4)人工飼料による飼育 、インセクタLFS(以下:LFS)、インセクタF-IIと新梢の混合物(以下:F-II)、6~7cmに切り揃えた新梢(以下:切枝)の3種の餌をふ化直後の幼虫に給餌した。切枝を給餌すると、マユ形成まで発育ステージが到達することなく死亡した。幼虫期においては、人工飼料LFSおよびF-IIを用いることで、飼育が可能であることが明らかとなった。 、(5)県内の被害実態の把握 、76名の生産者を対象に被害に関するアンケートを実施したところ、ピオーネ、巨峰は被害の発生が多く、程度も高かった。これに対して、デラウェア、甲州は発生が少なく、程度も低かった。平地のほ場より、山地・山付きのほ場で被害の発生率と程度が高く、また、被害が発生し始めた時期も早い傾向がみられた。 、(6)雌の産卵消長とふ化率 、6/19に捕獲した野生の雌は、6/28に死亡が確認されるまで、合計で627個の卵を産下し、捕獲直後の6/20には1日で221卵を産下した。また、産下された卵の83.5%がふ化した。 、 |
| カテゴリ | 害虫 クビアカスカシバ フェロモン ぶどう 防除 |