課題名 | 蒸気除草機を利用した土地利用型作物の難防除雑草駆除技術の開発 、(1)蒸気除草による直播水稲の雑草イネ埋土種子の死滅効果の現地実証と駆除体系の確立 |
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研究機関名 |
長野県農業試験場 |
研究分担 |
作物部 |
研究期間 | 継H22~24 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:蒸気除草機利用した種子に対する熱損傷等による効果的な耕種的除法を確立するため、秋期試験および翌年3月の試験から蒸気除草機の熱量と雑草イネ種子の死滅への影響を把握する。また、現地ほ場での除草機の適応性を評価する 、成果:前年実施のプロトタイプの蒸気除草機によって出芽しなかった種子の一部が再発芽調査の結果発芽することが認められた。 、本年、能力向上した蒸気除草機の最高出力、時速0.7km処理により最高地温はほぼ100℃程度となった。97~100℃の地温となった場合、地表面に置かれた雑草イネの種子は吸水状態にかかわらずほぼすべてが発芽せず腐敗、死滅した。2cm以上深く埋設した種子は蒸気処理の効果はほとんど見られなかった。ほ場の地表面に脱落した種子についても、最高出力、時速0.7km処理においてほぼ完全な死滅効果が得られた。この作業条件でのほ場作業量は0.5a/時程度であった。 、 |
カテゴリ | 病害虫 雑草イネ 除草 除草機 難防除雑草 |