DNAマーカー利用による水稲いもち病抵抗性同質遺伝子系統の育成 、 、

課題名 DNAマーカー利用による水稲いもち病抵抗性同質遺伝子系統の育成 、 、
研究機関名 長野県農業試験場
研究分担 育種部
知的財産管理部
環境部
研究期間 完H20~23
年度 2011
摘要 1.DNAマーカーによるいもち病抵抗性系統の選抜
、(1)DNAマーカーによる形質識別技術の活用
、目的:穂いもち圃場抵抗性遺伝子と、いもち病真性抵抗性遺伝子の両方をホモで保持する選抜系統について、ほ場試験に移す系統の遺伝子型を事前にDNAマーカーにより確認する。
、成果:ほ場試験に供試する32系統群でそれぞれ5系統を解析を行い、そのほとんどの供試系統において穂いもち圃場抵抗性遺伝子と、いもち病真性抵抗性遺伝子の両方を保持していること、1種類の遺伝子(Pii)を除いた8種類の遺伝子についてホモで固定していることを確認した。
、
、2.特性評価
、(1)系統選抜と特性評価
、目的:系統3年目の選抜と栽培および形態特性を把握。
、 生産力検定試験と現地適応性検定試験に供試し、コシヒカリとの比較を行う。
、成果:抵抗性遺伝子保持系統を生産力検定試験に32系統、現地試験(安曇野市豊科)16系統をそれぞれ供試した。それらの結果から、マルチ(3)以外の各系統群で出穂期・成熟期・稈長が原品種の「コシヒカリ」と同質性の高い1系統を選抜した。収量性は、現地試験では「コシヒカリ」とほぼ同じで、抵抗性遺伝子導入した影響は見られなかった。玄米品質、アミロース含量や蛋白質含量も同等で、食味も同程度であった。
、(2)抵抗性の検定
、目的:葉いもち、穂いもち圃場抵抗性を検定する。
、成果:両抵抗性遺伝子を保持する系統を、葉いもち・穂いもち圃場抵抗性の検定を行った。葉いもちはマルチ(8)(Pii保持)で「コシヒカリ」と同程度の発病程度であったが、その他の系統では発病がみられなかった。穂いもちは枝梗いもちが認められたが、穂首いもちは無く、ほ場抵抗性遺伝子の効果と考えられた。
カテゴリ いもち病 水稲 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 良食味

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