課題名 | 農産物のマーケティング手法の確立 |
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研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場 |
研究分担 |
栽培部 |
研究期間 | 継H20~24年 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:カンキツ生産農家の収益性を改善するため、ブランドを保有する先進的なカンキツ経営の生産・販売戦略を解明し、生産から販売までの取組実態に基づいた営農モデルを策定する。また、農産物直売所における切り花の商品管理のポイントを抽出する。 、成果:(1)有田地域でマルドリ方式を導入している農家9名、中断した農家1名にヒアリング調査を行った。、マルドリ方式の導入効果では収穫後の樹勢回復、着果の安定が評価されている。トラブルはマルチの破損が最も多かった。導入コストは高いが収益性を考えると満足できるとの意見が大半であった。中断した理由はかん水のための水量の確保が十分でなかったこととかん水の量やタイミングが難しかったことが挙げられた。 、(2)和歌山県、大阪府、奈良県内の計21店舗、従業員77名から回答を得た。店舗内で発生する廃棄商品の発生割合(ロス率)に着目すると、ロス率の高い店舗では認識が不十分なロス原因と、認識があっても対策が不十分なロス原因の存在が示唆された。 、 |
カテゴリ | 経営管理 コスト 樹勢回復 その他のかんきつ |