課題名 | 暖地特産花き野菜の安定生産技術開発 |
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研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場暖地園芸センター |
研究分担 |
園芸部 |
研究期間 | 継H22~24 |
年度 | 2011 |
摘要 | [目的] 、本県特産のスターチス等の切り花や実エンドウの高温期の生育安定と初期収量の増収技術を開発する。また、ミニトマトでは、高温条件下での安定生産技術や裂果防止対策技術を開発する。 、[成果] 、(1)夏季における常温遮光ハウスにおいて固化培地を用いたポットレス栽培を行うと培地温が約3℃低下し、送風処理を行うとさらに約2℃低下した。ポットレス栽培により育苗したスターチス苗(紀州ファインバイオレット)の収量は、慣行のクーラー育苗苗と同程度となった。 、(2)実エンドウ「きしゅうすい(種子冷蔵処理)」の夏まき年内どり作型では、覆土にマサ土を利用した場合と比べて、マサ土の上に切りわらで被覆する、または、マサ土に籾殻くんたんを混和することで、最高気温が4℃程度低下した。一方、出芽率は、切りわら被覆により向上し、籾殻くんたん混和により低下した。 、(3)実エンドウ「紀の輝」の夏まき年内どり作型では、基肥施肥量が少ないほど、低段における落花率が低下した。 、(4)ミニトマト促成栽培において、防風ネットによる遮光処理に比べ、熱線吸収資材(メガクール)の利用により、地温及び葉温が2~3℃程度低下した。 |
カテゴリ | 育苗 スターチス 施肥 実えんどう ミニトマト 裂果防止 |