課題名 | 局所冷房による特産切り花の早期多収生産技術開発 |
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研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場暖地園芸センター |
研究分担 |
園芸部 |
研究期間 | 継H21~23 |
年度 | 2011 |
摘要 | [目的] 、スターチスとトルコギキョウの高温期に定植する作型について、ヒートポンプを用いたハイブリッド型冷暖房システムを活用し、効果的に定植後の植物の生育環境を制御することで、切り花の品質向上と増収を図る技術を開発する。 、[成果] 、(1)スターチスでは定植時期を慣行栽培より20日早め、定植後(8月中旬)から夜間20℃の冷房処理を行うと、収量が1.5倍以上増加した。ただし、慣行栽培よりも切り花のボリュームが不足する傾向がみられた。 、(2)栽培畝をトンネルで覆い、冷房空間を制御した局所冷房による実証栽培を行った結果、8月中旬定植のトルコギキョウ生産においても高品質な切り花を生産でき、2L率(切り花長70 cm、花蕾数5輪以上)の生産割合が70%以上となった。 |
カテゴリ | 栽培技術 スターチス トルコギキョウ ヒートポンプ |