特産花き・野菜のオリジナル品種育成

課題名 特産花き・野菜のオリジナル品種育成
研究機関名 和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場暖地園芸センター
研究分担 育種部
研究期間 継H22~26
年度 2011
摘要 [目的]
、特産花き、野菜等について、高品質で省力的に栽培できる品種や病気に強い優良なオリジナル品種の育成を行うとともにイオンビーム照射により、効率的な突然変異誘発技術を確立する。さらに原々種苗の維持・配布を行う。
、[成果]
、(1)スターチス・シヌアータでは、昨年度選抜したピンク系21系統、青系9系統について特性調査を行い、有望系統を選抜中である。
、(2)実エンドウでは、F5(3組み合わせ)において系統選抜を行い、短節間で早生の16系統を選抜した。
、(3)小ほうの発生が少ないキヌサヤエンドウの育成系統を「紀州さや美人」と命名、昨年3月に品種登録出願を申請し、同年6月に出願公表された。
、(4)スターチスで発根前の培養植物を用いて炭素イオンの照射条件を検討した結果、生存率、発根率から線量を5Gy以下にする必要があることがわかった。
、(5)イチゴ4品種の無病苗171株を県イチゴ生産組合連合会に配布した。
、(6)キヌサヤエンドウ「紀州さや美人」の採種に適した莢の登熟状態について検討した結果、登熟が進んだ莢を採種したほうが種子が重く、しわのない種子が多く得られることがわかった。


カテゴリ いちご さやえんどう スターチス 品種 実えんどう

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