課題名 | 施設園芸における島根型燃料節減技術の確立 、1 施設の保温性の向上 |
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研究機関名 |
島根県農業技術センター |
研究分担 |
栽培研究部 花きグループ |
研究期間 | 完H21~23 |
年度 | 2011 |
摘要 | ‘デラウェア'の早期加温栽培において、1日ごとに夜温を5℃下げる隔日低夜温管理の効果について調査した。試験区はハウスを半分に仕切り、隔日低夜温管理区(以下隔日区)と慣行区を設定した。生育期をみると、果粒軟化期は隔日区が慣行区より3日程度遅れたが、それ以外の生育期に差は認められなかった。LPガス使用量は隔日区が4,505?/10a、慣行区は3,881?/10aで約14%の燃料削減効果が認められた。1房重、1粒重、果色および酸度では差が認められなかったが、糖度は慣行区が23%で、隔日区は22.1%とやや低かった。 、 以上の結果より、隔日低夜温管理で約14%の燃料削減効果が認められ、生育遅延はみられず、果実品質も同程度であった。 |
カテゴリ | 施設園芸 ぶどう |