課題名 | 軟化・発芽不良防止のための系統選抜と機構解明 、 1 結果枝中の糖含量及びタンニン蓄積を指標とした発芽不良防止系統選抜 |
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研究機関名 |
島根県農業技術センター |
研究分担 |
資源環境部 特産開発グループ |
研究期間 | 完H21~23 |
年度 | 2011 |
摘要 | カキ‘西条’では着果過多になると枝内のデンプン含量が減少することを明らかになった。また、発芽不良激発樹は健全樹に比べて枝内のデンプン残存量が多いことや冬期の糖含量が少ない傾向にあることから、デンプン含量が発芽不良に関わる指標の一つになることが示唆された。診断に用いる枝の採取時期は、当年枝内デンプン含量の季節変化から11月~1月の間が適すると考えられた。簡易診断法を確立するために、柿枝粉末を酵素処理し血糖検査器を用いてデンプン含量を計測する方法を検討した結果、発芽不良樹は健全樹より低い値となる傾向が見いだされた。この他、発芽不良発生程度を指標にして鳥取No.2、鳥取No.7、遠藤、古藤を優良系統として選抜した。 |
カテゴリ | かき 簡易診断 発芽不良 |