| 課題名 | しまね和牛雌肥育技術の確立 |
|---|---|
| 研究機関名 |
島根県畜産技術センター |
| 研究分担 |
肉用牛グループ |
| 研究期間 | 継H19~24 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 目的 、本県における黒毛和種雌肥育牛の飼養頭数は3千頭を超え、雌肥育が経営作目の一つとして重要な位置づけとなっているが、収益性に強く関与する枝肉上物率は全国平均と比べて低く、肥育技術の向上が喫緊の課題である。併せて、牛肉の「おいしさ」に対する消費者の関心が高まっており、「おいしさ」に関する要因の検討と生産流通現場への活用が求められている。そこで、本研究では未経産雌肥育牛の飼養管理技術を検討し、枝肉成績の向上と「おいしい」牛肉が生産できる体系を構築することによって、「しまね和牛肉」のブランド化推進に資する。 、進行状況 、1)県内産黒毛和種未経産雌牛の肥育技術体系の構築 、肥育期間中の群飼養頭数が肥育牛に及ぼす影響を明らかにするため、1群あたりの飼養頭数により、1頭区、2頭区および4頭区に区分し、肥育期間中の行動量と飼料採食量、発育、肥育成績等をH21から調査中。 、今年度までに出荷された1頭区、2頭区および4頭区各1群の記録を分析した。その結果、行動量と飼料採食量・DGとの間に負の関係がみられた。1群あたりの飼養頭数別では、肥育期間中の行動量には1頭<2頭<4頭、飼料採食量と肥育期間DGには1頭>2頭>4頭の傾向がみられた。また、歩数増加がみられた日数には1頭<2頭<4頭の傾向がみられ、発情行動の影響が考えられた。このことから、雌肥育牛の行動量には1群あたりの飼養頭数が影響すること、また、採食量や増体重と関連する可能性があることが推察された。 、2)県内産黒毛和種未経産雌牛の食味向上技術の検討 、 食味関連成分のうち、脂肪酸組成に注目して調査を実施中。 、 昨年度までに肥育センター飼養牛(7農場、去勢および雌)を用いた分析を行った結果、脂肪酸組成には性・遺伝的要因のほか、飼養管理の違いが影響を及ぼす可能性が示唆された。 、 今年度は、(a)県内飼養牛の脂肪酸組成の現状を把握すること、(b)脂肪酸組成に及ぼす要因を調査することを目的として、光ファイバ式脂肪酸測定装置を用い、大田食肉公社における一般出荷牛の脂肪酸組成を測定した(H23.9から)。12月までに和牛371頭(去勢238頭、雌133頭)の測定を行った。継続してデータを収集し、分析を行う予定。 、 |
| カテゴリ | 経営管理 飼育技術 出荷調整 良食味 |