課題名 | 遊休ハウスの有効活用のための「マルドリ方式」による中晩柑品種の無加温栽培の現地実証 |
---|---|
研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
府中果樹研究所 |
研究期間 | 完H23 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:中晩生カンキツ新品種を遊休ハウスに改植し「マルドリ方式」を適用した無加温栽培において、早期成園化と高品質果実安定生産技術を実証する。 、成果:(1)遊休ハウスを用いた無加温栽培における幼木の生育促進による早期成園化方法について検討したところ、「不知火」では、土付苗を用いることによって、定植後3年間の樹高の伸長、樹冠容積の拡大が良好になり、定植後3年目での収穫が可能となった。 、(2)無加温栽培「不知火」では、9月上旬から10月下旬の期間に乾燥ストレスを付与し11月以降に戻しかん水を行うことにより、高品質果実を生産できた。また、無加温栽培「せとか」では、9月は果実の肥大を促進するため十分にかん水し、10月上旬から11月中旬にかけて乾燥ストレスを付与することにより、高品質果実を生産できた。 |
カテゴリ | 改植 乾燥 栽培技術 新品種 早期成園化 品種 その他のかんきつ |