課題名 | 生食適性等新規ニーズに即した単為結果性ナス新品種の開発 |
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研究機関名 |
佐賀県農業試験研究センター |
研究分担 |
野菜育種 |
研究期間 | 継H18~24 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:消費者・生産者ニーズに即した、生食など新たな食し方を提案できる単為結果性のナスの新品種を開発する。 、成果: 、(1)単為結果性F1品種「佐賀N1号」が平成24年2月に品種登録された(登録番号21453)。 、(2)単為結果性系統「佐賀2号」「佐賀3号」の栽培適応性検定と現地適応性検定試験を実施した。 、(3)商品果収量は、「佐賀2号」が「佐賀N1号」と同等、「筑陽」より少であり、「佐賀3号」が「佐賀N1号」より多、「筑陽」より少であった。 、(4)「佐賀N1号」の施肥試験において、商品果収量はいずれの施肥区も同等であった。 、(5)「佐賀N1号」の台木試験において、商品果収量は「茄子の力」が最も多く、次いで「トナシム」、「トレロ」、「台太郎」の順であった。 、(6)生食適性品種「柔」と単為結果性系統を交配し、多汁性を有し、食味が良く、単為結果性の強い個体をF3世代3個体、F4世代6個体選抜した。 、(7)とげ無し性系統と単為結果性系統を交配し、外観品質が良く、とげ無し性を有し、単為結果性の強い個体をF3世代2個体、F4世代3個体選抜した。 |
カテゴリ | 新品種 施肥 台木 単為結果 なす 品種 良食味 |