新たな需要に対応した高品質安定多収栽培技術の確立

• 研究機関名: 佐賀県農業試験研究センター
• 研究分担: 作 物
• 研究期間: 完H21～23
• 年度: 2011
• 摘要: 目的：新需要に応じた水稲高品質安定多収技術の確立により粗収益の増大を図り、資材費低減技術の組み立てもあわせて、所得確保を実現する。また、ビール大麦蛋白適正化のため「サチホゴールデン」の施肥法と生育診断技術の開発を行う。 ; 、成果：; 、(1)「天使の詩」では20.8株/m2の標準施肥で606kg/10a、有望系統「佐賀49号」では611～678kg/10aといずれも600kg/10aを超えた。非主食用品種「ミズホチカラ」では粗玄米重で755～815 kg/10a、精玄米重でも687～773kg/10aの収量を得ることができた。; 、(2)「ミズホチカラ」は穂肥の効果が高いが、窒素8kg/10aの施用では籾数過多による登熟低下で減収した。; 、(3)ビール大麦「サチホゴールデン」の施肥法を明らかにし、3月上旬の生育から子実タンパク含有率の推定が可能と考えられた。
• カテゴリ: 安定多収技術 大麦 水稲 生育診断技術 施肥 多収栽培技術 品種