有機農業導入のための生産技術体系の確立と環境保全型農業経営の成立条件の解明

課題名 有機農業導入のための生産技術体系の確立と環境保全型農業経営の成立条件の解明
研究機関名 佐賀県農業試験研究センター
研究分担 有機農業
研究期間 継H21~25
年度 2011
摘要 目的:有機栽培農家の実態を調査するとともに、農家が実践している有効技術、農試センターが開発した技術の検証を行う。また、環境保全型農業の経営が成立する条件と経営支援方策を明らかにし、有機農業の推進に資する。 
、成果:
、(1)有機栽培農家の聞き取り調査の結果を基に水稲・野菜農家の事例集をまとめた。また、技術の実態調査や技術の検証結果から水稲、タマネギの栽培技術資料を作成した
、(2)水稲有機栽培の労働時間や生産費の把握などにより、有機農業経営の成立条件等を検討した。
、(3)水稲のトビイロウンカを回避できる移植時期や水稲生育ステージ、水管理や米ぬか施用等の圃場管理条件や除草機に対応できる移植苗の形質、中苗育成の育苗施肥技術ならびに麦の有機質肥料の利用技術を明らかにした。
、(4)タマネギ苗床の雑草対策は、太陽熱消毒による50℃の48時間以上では抑草効果があることを明らかにした。
、(5)レタスの有望品種は3月どりでは「レイヤード」、4月どりでは「シスコ」、「ステディ」であり、培土は有機JAS適合培土を用いて、有機質肥料を全層8割、表層2割に分施する施肥体系で収量が優れることを明らかにした。
カテゴリ 有機農業 有機栽培 土づくり 肥料 病害虫 育苗 経営管理 栽培技術 雑草 除草機 施肥 たまねぎ 品種 圃場管理 水管理 レタス

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