課題名 | 肉用牛優良遺伝情報利用による効率的種牛造成法の開発 |
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研究機関名 |
佐賀県畜産試験場 |
研究分担 |
大家畜部 |
研究期間 | 継H14~23 |
年度 | 2011 |
摘要 | <目的>・肉用牛の経済形質に関与する遺伝子を特定し、種雄牛等の効率的な能力評価と選抜を行う。 、<計画>・経済形質に関与する遺伝子領域の特定・遺伝子情報利用による繁殖雌牛および肥育素牛の評価法の検討・遺伝子情報利用による種雄牛造成法の検討 、<期待される効果>・優良種雄牛の造成、優良繁殖雌牛選抜による改良の促進・肥育素牛の遺伝能力早期評価による生産性向上 、 <得られた成果>二次スクリーニングのために選定したヘテロマーカーについてシーケンスを実施し、結果が判明した分について順次GLISSADOによる連鎖解析を行った。経済形質に関わる遺伝子領域について、7番染色体における皮下脂肪厚に関する遺伝子領域などChromozome-wize5%水準以上での有意な領域が確認された。 、・枝肉重量の増加に効果がある遺伝子領域(CW-3)の特定 、県産種雄牛「糸晴栄」で特定した枝肉重量の増加に効果がある8番染色体の遺伝子領域について、複数の他県産黒毛和種種雄牛家系とあわせて共同研究により解析を進めた結果、他の家系でも利用可能な遺伝子領域(CW-3)が特定された。 、<残された問題点>・今後は、美津栄の連鎖解析を実施し、後継種雄牛を選抜する際に活用、また直接検定牛(種雄牛候補)の選抜にCW-3の保有状況を活用する。 |
カテゴリ | 肉牛 繁殖性改善 評価法 |