課題名 | 抗アレルギー性品種等商品性の高い品種の安定栽培技術開発 |
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研究機関名 |
熊本県農業研究センター |
研究分担 |
茶業 |
研究期間 | 完H20~H23 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:抗アレルギーなど高い機能性を持つ品種「べにふうき」について、剪枝時期など栽培管理法と機能性成分含有量との関連について検討する。 、成果:「べにふうき」を春期に整せん枝する枝条管理を行い、生葉収量や茶葉中の機能性成分量に及ぼす影響を検討した結果、春整枝は慣行の秋整枝と比較して生葉収量やの茶葉中EGCG-3Me量が増加する傾向がみられた。 、 、目的:早生品種「さえみどり」の安定した収量の確保および摘採時期の早進化を図りながら、品質向上に資するの被覆技術を検討する。 、成果:(1)保温資材を春整枝後から一番茶摘採ままで約2ヵ月間のトンネル掛け被覆を行うことで、摘採時期を露地より5日程度早めることができ、収量も多くなる。(2)トンネル掛けした保温資材の上に、遮光資材を一番茶摘採前に二重被覆を行うことで全窒素、遊離アミノ酸およびテアニンの含有率は露地より高くなる。(3)保温資材をトンネル掛け被覆したものに、遮光資材を直接重ねて二重被覆したのものが、荒茶品質における官能審査の評価は高く、価格評価においても摘採時期が早まることで高くなる。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 機能性 機能性成分 栽培技術 茶 品種 |