地域ブランド確立を目指したリーキの栽培法確立

課題名 地域ブランド確立を目指したリーキの栽培法確立
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
研究分担 研究部・地域技術グループ
研究部・生産環境グループ
研究期間 継H23~25
年度 2012
摘要 目的:道南地域への新規作物導入を目的として、リーキの品種特性を明らかにするとともに、栽培法を確立し、その栄養成分および機能性成分を明らかにする。 
、成果:1)収穫時の調製株率、葉鞘径、調製収量で評価した結果、品種「ポトフ」、株間10cm、栽培管理は苗剪葉、圃場乾湿では乾燥圃場の各区が高評価であった。株間5cm区は栽植密度が高く調製株率が高く調製収量が多いが、葉鞘径が細かった。べたがけ、4回培土の優位性は見られなかった。各区で葉鞘上部の「土かみ」は見られ、4回培土で顕著であった。2)細菌性の腐敗症状が多発し、Pectobacterium carotovorumによる腐敗病と診断された。栽培法で本病による枯死株率は大きく変動し、施肥量、株間、株向き揃えとの関連が見られた。3)N20基肥+追肥10cm区は最も多収であったが、葉鞘径がやや細かった。次に多収であったN25基肥+追肥10cmは、葉鞘径が他の処理区に比べて太い傾向にあった。4)リーキはねぎに比べて葉鞘部のイヌリン含有率が高く、果糖およびブドウ糖含有率は低く、この傾向は葉鞘上部より葉鞘下部でより顕著であった。イヌリン含有率は、窒素施肥量が少ないほど高まる傾向であった。貯蔵中の葉鞘下部のイヌリン含有率の低下程度が大きく、果糖およびブドウ糖、ショ糖含有率の変化は小さかった。
カテゴリ 乾燥 機能性成分 栽培技術 施肥 地域ブランド ねぎ 品種

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