| 課題名 | 良質安定多収に貢献する高競合力・高TDNチモシー有望系統の評価および系統の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場 |
| 研究分担 |
作物育種グループ |
| 研究期間 | 完 、H22~24 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | a 試験目的:耐倒伏性に優れ、雑草やマメ科牧草との競合力の高い有望中生系統の消化性、水溶性炭水化物含量やサイレージ発酵品質の評価を行い、品種化のための品質評価を強化することで高TDN中生品種の育成を効率化する。また、道央や東北地方などで生育の停滞要因となりやすい夏季高温・早_条件下においても競合力、永続性に優れるチモシー極早生系統を開発する。 b 試験方法:競合力の高い高TDN有望中生系統の評価では、中生系統の系統適応性検定試験播種後2年目における飼料成分、サイレージ発酵品質の評価を行った。供試面積 1a。 、 競合力の高い極早生系統選抜では、夏季が高温・早_条件である道央および道東の土壌凍結地帯の両場所において、1)極早生の多交配後代15系統の播種後3年目の一般農業形質の評価、ならびに2)極早生の育成14系統の播種1年目の一般農業形質の評価を実施した。供試面積10a。 、 c 成績の概要:「北見30号」は、「アッケシ」と比べ倒伏が少なく、年間合計乾物収量は「アッケシ」比121%と多収であった。「北見31号」は、倒伏程度は「アッケシ」と同程度であったが、年間合計乾物収量は「アッケシ」比110%と多収であった。飼料成分は、両系統とも2番草でOb含量が有意に高いものの、TDN含量では有意差は認められず、WSC含量が「アッケシ」より有意に高かった。Vスコアは品種系統間に有意差は無かったものの、両系統とも「アッケシ」と同程度以上の値を示した。年間合計TDN収量は「アッケシ」比で、「北見30号」は118%、「北見31号」は107%と多収であった。 、 競合力の高い極早生系統選抜では、1)多交配後代の乾物収量は、北見では「クンプウ」並以上であったが、北農研では「クンプウ」比93~112%と低収系統もみられ、3年間の調査に基づき両場所で「クンプウ」よりも多収な7系統を選抜した。2)育成14系統の発芽は両場所とも良好であった。北見では6月下旬の高温寡雨により生育が停滞し、北農研では6月下旬~7月上旬にかけて降水量が少なく欠株が生じた。数回の追播と刈取りを行い、秋までに次年度の試験実施に十分なスタンドを確立できた。 |
| カテゴリ | 病害虫 雑草 播種 品種 |