課題名 | マメ科牧草主体草地の維持管理及び給与技術の確立 |
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研究機関名 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター畜産研究所 |
研究分担 |
酪農飼料環境部 |
研究期間 | 継H23~25 |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的:高泌乳牛の飼養においては嗜好性・消化性の高い良質粗飼料の多給が必要であり、これにはアルファルファ等のマメ科牧草を活用することが効果的である。そこで、マメ科牧草が衰退した草地への追播技術やマメ科単播草地の造成・維持管理技術を確立するとともに、乳牛への給与効果を検証する。 、計画:1)イネ科主体草地へのマメ科牧草導入技術、2)マメ科主体草地の造成とマメ科牧草維持のための肥培管理技術、3)高品質牧草の生産・給与実証 、期待される成果:1)マメ科牧草多給による飼料自給率の向上と飼料費節減、2)マメ科草地における堆肥及び牛尿の有効利用と肥料費節減 、得られた成果:1)シロクローバとの混播は、アルファルファ及びアカクローバの単播に比して越冬前の裸地及び雑草の発生が少なかった。2)イネ科主体草地へのマメ科牧草の定着促進の要因としては、踏圧の効果が高く、定着程度はアカクローバが優れていた。また、刈り取り後のトラクターの踏圧面積を明にするとともに、簡易追播機を試作した。3)牧草サンプル約200点の化学分析値について近赤外分析計に光学データを読み込ませ、12成分の検量線の推定精度を確認した。 、成果の受け渡し先:県の普及する技術・指導参考資料に掲載し、普及に移す。 |
カテゴリ | 肥料 病害虫 アルファルファ 管理技術 近赤外分析 雑草 乳牛 肥培管理 |