温排水影響調査事業

課題名 温排水影響調査事業
研究機関名 宮城県水産技術総合センター
研究分担 環境資源部
研究期間 H23~
年度 2012
摘要 目的
、「女川原子力発電所環境放射能及び温排水測定基本計画」(平成11年2月一部改正)に基づき,昭和59年6月,平成7年7月及び平成14年1月から順次営業運転を開始した女川原子力発電所1・2・3号機から排出される温排水が周辺海域へ与える影響について,調査測定を行うもの。なお,大震災により1・2・3号機は運転停止中であったが,停止中のデータを蓄積することも重要であり,調査を継続実施している。

、成果
、1)水温・塩分調査
、43調査点において11層の水温,塩分を平成24年4月18日,7月18日,10月12日及び平成25年1月17日に観測し,各項目について水平分布等の資料を得て,第1~4四半期分について,四半期毎に調査結果をとりまとめた。
、2)水温モニタリング調査
、6定点(出島,寺間,竹ノ浦,高白,塚浜及び寄磯)で簡易記録式水温計により表層水の水温を測定し,第1~4四半期分の測定結果について,四半期毎にとりまとめた。
、3)流動調査
、4月16日~5月1日と10月10~24日に定点(St.4)の2m層,15m層で,自記式流向流速計を用いて,15日間連続観測を行った。
、4)水質調査
、湾内16点で,5層の水質(pH,SS,DO,COD,NH4‐N,NO2‐N,NO3‐N,PO4‐P)及び透明度を水温塩分調査と同時に実施した。
、5)底質調査
、湾内18点で5月21日と10月15日に底泥を採取し,泥温,含水率,Eh(酸化還元電位差),粒度組成,強熱減量,全硫化物,CODを測定した。
、6)養殖生物調査
、平成25年2月18日にマガキ,3月8日にワカメの生育状況を調査した。
、これらの結果は,「女川原子力発電所環境調査測定技術会」及び「同環境保全監視協議会」に報告し,評価・確認を得て,四半期報告書及び年度報告書として公表している。
カテゴリ 測定技術 モニタリング

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