| 課題名 | 重要藻類の養殖技術高度化と新養殖品目の開発 |
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| 研究機関名 |
宮城県水産技術総合センター |
| 研究分担 |
養殖生産部・気水試 |
| 研究期間 | H23~25 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | 目的 、大震災により大きな被害を受けた本県の藻類養殖復興に向け,大震災後の漁場環境に対応した養殖技術の高度化とともに,新たな養殖種目の技術開発が求められている。ノリについては,大震災後の地盤沈下に伴う張込み水位の変化や陸域からの流入による水質の変動などが色落ちや病害発生に影響を与えることが予想され,対策が求められている。ワカメについては,漁場の特性に合った養殖ワカメ品種を継続して作出に努めると共に,地種の安定確保のため沖出し時の芽落ち防止技術の開発を行う。また,新たな養殖種目のタオヤギソウについては,漁場内の母藻が壊滅したことから保存細胞の培養によって盤状体(座)の増殖を図るとともに,その盤状体を用いて母藻の育成を検討する。 、 、成果 、1)養殖技術の高度化 、・ノリの色調と栄養塩濃度の関係では、三態窒素濃度が低くなるとL値(色彩色差計による色調)は高くなる傾向が 、 あった。また、三態窒素濃度が高くなるとSPAD値(葉緑素量)は高くなる傾向があった。 、・高温耐性のある秋田県産ワカメと隣の山形県産ワカメの配偶体作成を行った。 、2)新規養殖品目の開発 、・ダルス(紅藻類)の養殖技術の開発では、5月上旬に成熟している藻体約0.5kgを母藻として採苗を行い、その後 、 照度を概ね1,000lux以下で培養した。11月に試験筏に沖だしし、3月上旬には葉長が平均64.8cmとなった。 、・タオヤギソウの盤状態(座)の培養を行い,また、葉体の伸長を確認した。 、3)疾病・漁場環境対策 、・ノリ漁場の残留塩素調査では、松島湾周辺で21回調査を行い、残留塩素は検出されなかった。 、・ノリの病害発生状況は、秋芽生産期に、桂島、仙台漁場であかぐされ病が確認された。その後、生草、新免漁場 、 で蔓延した。 、・ワカメの病害発生状況は、1月中旬に松島湾で軟腐性あなあき症と斑点性先腐れ症が確認された。 、・コンブの病害発生状況は、1月中旬に松島湾で葉体全体で色調不良、細胞枯死など貧栄養の状態を示していた。 、 、 、 、 |
| カテゴリ | 環境対策 高温耐性 品種 山羊 |