課題名 |
草地、飼料作物、家畜における放射性物質の動態調査 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
畜産研究所飼料環境科
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研究期間 |
継H23~27 |
年度 |
2012 |
摘要 |
カリ施用量を慣行の3倍にした結果、牧草への放射性セシウム移行抑制効果を認めた。牧草への移行係数を低く保つためには、番草を経る毎に土壌中交換性カリ含量がより多く要求されることを確認した。移行係数は、土壌pH及び粘土比率と負の相関関係にあることを明らかにした。平成23年産牧草を継続給与していた成雌牛を5月下旬に放牧し経時的にモニタリングしたところ、放牧2週間後には血液及び糞の放射性セシウム濃度が減少し、血液が15Bq/kg、糞が180Bq/kg前後の平衡状態で推移した。平成24年に採取した胎児由来組織の放射性セシウム濃度は、胎盤、羊膜、臍帯ともにH23採取と比べ1/8~1/27程度の約5~11Bq/kgとなった。平成24年産子は生時体重も平年並みで生後の発育も順調であり、放射線の影響による変化は特に見出されなかった。農地における放射性セシウムの動態を明らかにし、長期的なモデリングの基礎資料を得るため。沼尻分場に傾斜ライシメーターを設置した。今後、草地表面から流出する水量、土砂量および放射性セシウム量をモニタリングする。
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カテゴリ |
飼料作物
羊
モニタリング
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