課題名 | 稲・麦WCS、飼料用米および生米ぬかを高度利用した牛乳の生産技術開発 |
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研究機関名 |
新潟県農業総合研究所畜産研究センター |
研究分担 |
酪農肉牛 生産・環境 |
研究期間 | 継H22~26 |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的:飼料用米および稲ホールクロップサイレージ(WCS)等の自給飼料の利用拡大のために、稲WCSに含まれる機能性成分や発酵混合飼料(TMR)を活用した健康な乳牛の栄養管理技術の開発と、通年利用が可能な自給飼料多用型発酵TMRの調製給与技術を実証し、自給飼料を基盤とした生乳の高付加価値化技術の開発を行う。 、成果 、・泌乳中後期の乳牛に対して、稲WCSを主な粗飼料源とする乳牛向け発酵TMRの飼料用玄米の混合割合を25~35%とした場合には、飼料摂取量、乳生産に差はないことが確認できた。 、・稲WCS主体の発酵TMRを給与することにより、生乳中のα-トコフェロール濃度が高まり、ヘキサナール濃度を低減できる事が確認された。 ・成果の現地指導対象となる魚沼市の酪農家4戸により、飼料用米の通年給与が進められており、年間約520万円の飼料費の軽減が見込まれる。 、 |
カテゴリ | 管理技術 機能性成分 高付加価値 飼料用米 飼料用作物 乳牛 |