課題名 | 3 果樹の高品質安定生産技術の確立 、1)安定生産技術の確立 、(1) 日本ナシの溶液受粉技術の確立 、1) 受粉器具(スポンジ)の検討 |
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研究機関名 |
石川県農林総合研究センター農業試験場 |
研究分担 |
園芸栽培G |
研究期間 | 完H21~24 |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的:日本ナシの人工受粉は降雨直後など花が濡れた状態ではハンドスプレーを用いた溶液受粉を行うが、必要花粉量が多いなどの課題がある。スポンジを用いた溶液受粉は花粉の使用量は少ないが、花が濡れた状態では結実率がやや劣る。そこで、スポンジ受粉の結実率向上を目的とした最適な花粉濃度について検討を行う。 、成果:降雨直後の受粉では、ハンドスプレーで溶液受粉を行っているが、本年の結果では、花粉濃度250倍でスポンジを使用した受粉をしても、花粉濃度50倍・100倍区と比べても果実中の種子数・商品化率や1果重に差はなかった。また、スポンジを用いる方法がハンドスプレーよりも使用する花粉量が1/4と少なく、作業時間は同じだが経費面で優れた。 |
カテゴリ | 受粉 日本なし |