2 主要野菜の難防除病害虫防除技術の開発 、1)スイカ炭疽病の総合防除技術の開発 、(4) 発生予察手法の確立

課題名 2 主要野菜の難防除病害虫防除技術の開発 、1)スイカ炭疽病の総合防除技術の開発 、(4) 発生予察手法の確立
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 生物資源G
研究期間 継H23~25
年度 2012
摘要 目的:スイカ炭疽病菌の感染には、気温と葉濡れ時間が大きく影響する。これらの気象データを計測、またはアメダスデータから推定することで、圃場での感染日を予測できるかについて検討する。また、感染日の予測を自動的に行うプログラムを開発する。
、成果:本県産地における炭疽病発生時期の6月中下旬(気温20℃前後)では、感染から発病までに約7日かかることが明らかとなった。これより、感染好適日から7日で発病するとして、モデルの妥当性の検証を行った。6月5日から7月20日までに、各産地における感染好適日はそれぞれ20(下安原)、22(羽咋)、12(かほくのアメダス)あった。今年度、産地ではスイカ炭疽病が散発したが、初発日を確認できなかった。夏に行った場内1回目の試験では、炭疽病の発生がみられなかった。秋に行った場内2回目の試験と同時期に、菌接種から発病までの日数を調査したところ、9日で発病した。これより、感染好適日の9日後に発病すると考え、モデルの妥当性の検証を行った。6月の結果と異なる原因については気温が考えられたが、判然としなかった。秋に行った場内2回目の試験では、調査期間中に116株が発病した。発病株のほとんどがモデルの予測と±1日の誤差で発病していた。微気象観測装置クロップナビ(アスザック株式会社製)のデータおよびアメダスデータから、感染日を自動的に予測するプログラムを開発した。
カテゴリ すいか 総合防除技術 炭疽病 病害虫防除 防除

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