課題名 | 4 能登大納言小豆の異常気象に対応した生産安定技術の開発 、2)晩播における無培土狭畦密植栽培 、(1) 播種期の検討 |
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研究機関名 |
石川県農林総合研究センター農業試験場 |
研究分担 |
能登特産物 栽培G |
研究期間 | 完H23~24 |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的:大納言小豆の高温対策の一つとして、前年度は晩播での無培土密植栽培を検討し、増収及び雑草防止効果が得られた。そこで、本年度では、無培土狭畦密植栽培での主茎長と倒伏との関係から播種期前進限界について検討する。 、成果:生育は7/30以降に播種した区では小さくなる傾向であった。しかし、密植7月25日区では主茎長が長くなったため、9月30日の台風17号で完全に倒伏した。開花期及び成熟期は播種が遅い区ほど遅れる傾向にあった。収量は培土慣行区と比較して密植7月30日区及び8月3日区で増加し、密植7月25日区及び8月8日区では虫害及び霜害の発生により屑粒率が高くなったことから減収となった。以上の結果、晩播での無培土狭畦密植栽培では倒伏防止及び霜害の回避から、7月30日~8月3日頃の間に播種することが望ましいと考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 高温対策 雑草 播種 |