課題名 | 森林再生と未利用森林資源の利用推進を支援する森林管理システムe-forestの開発と実証 、 |
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研究機関名 |
三重県林業研究所 |
研究分担 |
森林環境研究課 |
研究期間 | 継H22~26 |
年度 | 2012 |
摘要 | 【目的】三重県を代表機関として、8研究機関が共同で行う研究の一部を分担する課題である(新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業)。当研究所は平成24年度まで、森林管理の程度(管理良好、管理不足等)や間伐経過年数等の異なる林分の調査を行い、平成25年度以降に作成する森林施業指針に反映させるため、間伐の効果などを森林現況別にまとめることを目的とする。 、【得られた成果】平成22~24年度に間伐等の履歴の明らかなスギ25林分、ヒノキ35林分についてプロット調査とその補足調査を実施し、サンプル木を採取して樹幹解析を行った。間伐により肥大成長が促進されるが、直径の成長率は間伐前の樹冠量(樹冠長率)の大小にに依存する傾向が示された。樹冠長率は間伐前の過密度との関係が深いので、間伐後の肥大成長を考える上で、重要な因子であると考えられた。一方、林齢-樹高関係については、共同研究機関のデータを合わせ検討したところ、三重県林分収穫表の地位指数曲線(ミッチャーリッヒ成長曲線)で、ほぼ整理できるものと判断された。 |
カテゴリ | 管理システム 成長曲線 |