課題名 | 水稲・麦類・大豆品種改良および栽培試験 |
---|---|
研究機関名 |
滋賀県農業技術振興センター |
研究分担 |
栽培研究部 |
研究期間 | 継H23~25 |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的:1)耕盤破壊、弾丸暗渠および土壌水分管理技術による麦・大豆多収技術を確立する。2)ブランド米「秋の詩」の品質向上のため、施肥等の肥培管理による籾数の違いが玄米の品質、粒厚に及ぼす影響を調査する。3)米粉洋菓子に適した米粉の品質特性指標を明らかにする。また、米粉洋菓子の硬化抑制方法を確立する。 、成果:1)弾丸暗渠を利用した大豆の潅水を行うための施工方法は土壌条件に併せて横方向に1~2m間隔が適当であった。2)「秋の詩」は、総籾数が多いほど粒厚割合は低下する傾向が認められ、総籾数が30,000~32,000粒/m2で粒厚が向上した。また、穂肥施用を慣行より7日遅らせると品質が向上した。3)スポンジケ-キ、シフォンケーキ、クッキーでは、米粉の「平均粒径」17.6~25.4μm程度の細かい米粉が適していた。米粉スポンジケーキの硬化抑制には、砂糖の20~30%をトレハロースに置換し、米粉の20%を糯米粉に置き換えると、硬くなりにくく製品評価が高かった。 |
カテゴリ | 管理技術 きく 水稲 施肥 大豆 肥培管理 品種改良 |