課題名 | ももの難防除病害せん孔細菌病の生態に関する研究 |
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研究機関名 |
和歌山県果樹試験場かき・もも研究所 |
研究期間 | H22~24年 |
年度 | 2012 |
摘要 | [内容] 、 モモせん孔細菌病菌を識別するために作成したPCRプライマーと培地を用いて、発病樹において検出が可能かを検証し、病原菌の動態把握ができるように改良する。 、[結果の概要] 、 モモ組織からの病原菌を検出する際、クルミ褐色腐敗病菌の選択培地(MT培地)は特に薬品を加えず検出可能であると考えられ、PCRは、モモ組織中の物質により検出効率が低下すると示唆された。MT培地は、枝の各部位から検出可能であった。3月および落葉期の採取枝は、落葉痕の維管束部位からの検出が非常に多かった。落葉期は2年生枝の落葉痕の維管束部分から検出されず、翌年の伝染源となる可能性は低いと考えられた。 |
カテゴリ | くるみ せん孔細菌病 防除 もも |