かき・もも等病害虫の効率的防除対策

課題名 かき・もも等病害虫の効率的防除対策
研究機関名 和歌山県果樹試験場かき・もも研究所
研究期間 H23~26年
年度 2012
摘要 [内容]
、 カキ・モモ等の重要病害虫について、発生生態に基づいた効率的な防除対策を確立する。モモではモモ果実赤点病菌の生活環を把握し、薬剤の残効性に基づいた防除体系を確立する。カキではカメムシ類の果樹園への飛来を詳細かつ簡便に予測する技術を開発する。
、1)モモ果実赤点病菌の生活環の把握と防除体系の確立
、2)果樹カメムシ類の発生および被害予測技術の確立
、[結果の概要]
、 モモ果実赤点病発病枝の分生子形成数と分生子形成箇所数や範囲はおおよそ相関し、分生子形成数を感染程度と判断できた。枝への感染時期は、6月下旬には既に感染し、9月下旬まで続くが、11月上旬にはほとんど感染しないと考えられた。分生子形成の量は、感染時期の気温が重要で、枝の生育状態も影響していると考えられた。枝への感染は、侵入口となる傷口等が必要と考えられた。
、 分生子の形成は、結果枝の落葉痕では若木よりも成木で多く認められた。若木の落葉痕にも分生子が高率に認められ、連続降雨によっては、果実発病が多くみられる可能性が考えられた。
、 果樹カメムシ類に対する合成集合フェロモンを取り付けた黄色粘着トラップでは、捕獲量の減少に伴いカキ果実の被害が増加する傾向が見られたことから、山林離脱時期の推定に用いることができると考えられた。
カテゴリ 害虫 かき カメムシ フェロモン 防除 もも 薬剤

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