課題名 | 暖地特産花き野菜の安定生産技術開発 |
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研究機関名 |
和歌山県農業試験場暖地園芸センター |
研究分担 |
園芸部 |
研究期間 | 継H22~24年 |
年度 | 2012 |
摘要 | [内容] 、 本県特産のスターチス等の切り花や実エンドウの高温期の生育安定と初期収量の増収技術を開発する。また、ミニトマトでは、高温条件下での安定生産技術や裂果防止対策技術を開発する。 、[結果の概要] 、1)スターチスオリジナル品種「紀州ファインバイオレット」、「紀州ファイングレープ」、「紀州ファインイエロー」「紀州ファインパール」では、育苗時に常温ハウスで固化培地を用いたポットレス栽培を行うと、いずれも慣行のクーラー育苗と同等以上の収量が得られた。 、2)実エンドウ‘きしゅううすい’の開花促進のための電照について、2時間の電照を夜間の異なる時間帯に照射し、開花促進効果を比較した結果、電照時間帯が夜の中央に近づくほど低節位から着花する傾向が認められたことから、夜の中央の時間帯が電照に敏感に反応する時間帯であると考えられた。 、3)冬期の施設栽培ミニトマトに多発する裂果に関連する要因を解析したところ、果実の硬さが裂果と最も関連性の深い要因であることが明らかになった。 |
カテゴリ | 育苗 施設栽培 スターチス 品種 実えんどう ミニトマト 裂果防止 |