課題名 | 有機栽培「技術の原石」トレジャーハント!検証・解析する事業 |
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研究機関名 |
鳥取県農林総合研究所農業試験場 |
研究分担 |
有機・特別栽培 作物 環境研究室 |
研究期間 | 継H23~25 |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的;有機栽培の普及・拡大に資するため、1)県内の有機栽培農家の実態を調査・検証、2)先進的な有機栽培農家の生産技術を科学的に解明、3)現在までに得られた技術を実証展示して広く有機志向農業者に紹介、4)技術に特化した農業者同士の情報交換が促進できる機会を設定、等を現地での取り組みを中心とすることでより効果的に推進する。 、 、成果;有機実践事例の現地調査では、大豆「サチユタカ」を栽培する南部町の事例で適期の除草作業で着莢数が確保され、精子実も約300kg/10aと高い収量となったことから、有機栽培の可能性が確認できた。らっきょうでは、雑草対策の資とするため、層位ごとの土壌サンプル中の雑草種子量を調査し、2事例とも深さ15cmまでの表土に雑草種子が高率で存在(深さ40cmまでを100とした場合、57~81)することが確認された。また、本年度は「日本有機農業学会現地研究会」を誘致し、県内外から多数の農家の参加を得、好評であった。こうした活動を通じ、農家による研究会組織等のネットワークづくりに向け、意識の醸成がなされたと評価している。 |
カテゴリ | 有機農業 有機栽培 病害虫 雑草 除草 大豆 らっきょう |