課題名 | 花壇苗・野菜苗の育苗に適した広島型昇温抑制技術の開発 |
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研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター |
研究分担 |
栽培技術研究部 |
研究期間 | 継H23~25 |
年度 | 2012 |
摘要 | 早生のプリムラ‘ロマンイエロー’は,Naked培地を用いると5月2日に早播きしても11月上旬に開花し,高品質であった。パンジー‘LRオトノディープブルー’は,Naked培地を用いて7月19日に播種すると,品質が低下することなく10月上旬に開花した。 、 水分管理技術の確立では,生産者が自作できる底面給水装置を試作し,複数の栽培槽へ均一な給水が可能な給水用の主管と枝管の径を決定した。 、 Naked培地イチゴ苗の出蕾および開花は,定植の前進化に伴って早くなったことから,定植後の高温による栄養成長への逆転はなかったと考えられた。対照区と比較したNaked培地苗の育苗期間中の培地温は,最大7.8℃低く,花芽分化は9月5日定植の場合10日早かった。定植後の出蕾,開花および年内の収穫株率は,定植日が早いほど高かった。対照区の年内収量は31 kg/aであったが,8月31日定植Naked培地では3.8倍の117 kg/aであった。 |
カテゴリ | 育苗 いちご 管理技術 栽培技術 播種 パンジー プリムラ |