課題名 | ブドウの難防除害虫クビアカスカシバの被害把握と防除技術に関する予備調査 |
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研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター |
研究分担 |
果樹研究部 |
研究期間 | 完H24 |
年度 | 2012 |
摘要 | 本県におけるクビアカスカシバの被害状況を把握するため実施したアンケートについて,県内の生産者および法人から,249の回答が得られた。本種による被害がほぼ全県で確認された。被害が過去に確認されていた三次市および神石高原町では継続して被害が確認された。世羅町,福山市および尾道市における本種の被害は今回の調査で初めて確認された。品種間で比較すると,ピオーネに被害が多い傾向が認められた。 、 慣行防除を行った上で,カルタップ水溶剤もしくはフルベンジアミド水和剤を散布すると,クビアカスカシバの被害を軽減できることが示された。放任園は本種発生の温床になることが明らかになった。 、神石高原町の調査により,ノブドウがクビアカスカシバ幼虫の餌植物になっていることが初めて明らかになった。 |
カテゴリ | 害虫 クビアカスカシバ 品種 ぶどう 防除 |