低コスト育林技術の開発

課題名 低コスト育林技術の開発
研究機関名 高知県立森林技術センター
研究分担 森 林
経営課
研究期間 継H21~25
年度 2012
摘要 目的:「育苗~下刈り」の経費の低減と造林木の形質についての評価と総コスト評価及びシカ被害防除の実証を行う。
、成果:下刈りを隔年で行った場合、省略した翌年の下刈り時間は7~33%増加し、その平均値は22%だった。下刈りを毎年行う場合の単年度の下刈り時間を“1”、下刈りを隔年で行う場合の単年度の下刈り時間を“1.22”として6年生まで下刈りを行う場合で両者を比較すると、毎年下刈りしたときの経費は6、隔年で行う場合は3.66となり、61%の経費で下刈りできること(下刈りコスト39%削減)になる。
、皆伐の翌春に植栽した場合は、樹高成長に下刈りの有無による差はなかったが、直径成長には差があり“毎年下刈り”で最も大きく、“下刈り無し”で最も小さい結果となった。皆伐後3年経過して植栽した場合には、樹高成長、直径成長ともに“毎年下刈り”が最も大きく、“下刈り無し”が最も小さい結果となった。
、 シカ被害防除ネット柵区、電気柵区ともに対照区に比べて植生回復が3倍程度多くなった。ススキを主としたイネ科植物が全植生量に占める割合は対照区の0.6%に比べてネット柵区、電気柵区ともに88%で、イネ科植物の植生量はネット柵区、電気柵区ともに対照区に比べて500倍以上多くなった。一方、シカの嗜好性の無いタケニグサが全植生量に占める割合は対照区の86%に比べてネット柵区が0.2%、電気柵区が0.3%と少なく、ネット柵および電気柵内はシカ害を受ける以前の自然環境に回復しつつあるものと考えられる。また、ネット柵区および電気柵区の木本類(ウツギ、ヤブウツギ・エゴノキ・ツルウメモドキなど)の植生量は、2年目は対照区に比べて差がみられなかったが、3年を経過した時点で増加が確認できた。ネット柵区と電気柵区との比較では有意な差がみられなかった。
カテゴリ 育苗 うめ コスト シカ 低コスト 防除

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