(5) 研究基盤となる情報の収集・整備・活用の推進

課題名 (5) 研究基盤となる情報の収集・整備・活用の推進
課題番号 2012020493
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 三森利昭
研究期間 2011-2015
年度 2012
摘要 <研究内容>
各地の収穫試験地や固定試験地における森林の成長や動態のモニタリング、森林理水試験施設等における水文及び水質や積雪等のモニタリングを継続する。また、木本植物標本の収集や森林に生息する各種菌類の探索・収集を継続する。各種標本・データを適切に保管し、新たに得られた情報をデータベースに加え公開する。
<成果の概要と活用>
北海道から九州地域における9試験地において、カラマツ、トドマツ、スギ及びヒノキ等の成長及び動態に関するモニタリング調査を実施し、当初の目標通り、森林の成長データを収集した。これらのデータは、技術会議プロジェクト「森林及び林業分野における温暖化緩和技術の開発」において、炭素循環モデルの検証用データとして用いたほか、その成果を学会誌等で公表した。また、森林理水試験地施設等において、水文、水質及び積雪等に関するモニタリングを実施して、観測データを収集・解析し、降水量及び流出量を公表するとともに、データベース化を図った。一方、木材標本の生産及びデータベース化では、合計298点の標本を採取し、データベースで公表した。以上のように、森林の成長・動態調査、水文・積雪・水質観測及び標本のデータベースについて、データ収集と更新並びに公開等を年度計画通り着実に進めた。
カテゴリ 炭素循環 データベース モニタリング

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