低コスト整備と水位制御による農地の生産機能強化技術の開発

課題名 低コスト整備と水位制御による農地の生産機能強化技術の開発
課題番号 2012020324
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 原口暢朗
協力分担関係 株式会社北海コーキ
財団法人北海道農業開発公社
研究期間 2011-2015
年度 2012
摘要 地下水位制御システムによる用排水管理技術に関しては、a)現地のFOEAS設置水田におけるダイズ栽培時用水量は184mmであったが、ダイズ収量(360kg/10a)は無処理の約40%増となり、システムによる水管理効果を発揮した。また、水稲栽培においても平成23年と同様な節水効果を確認した。b)簡易暗渠としての活用も考えられる穿孔暗渠(無材補助暗渠)について、暗渠の耐久性を高めるため、より深く(30~60cm)施工できるよう施工機を改良し、複数の土壌タイプでの施工試験によって確認した。c)新タイプの施工機(カッティングソイラ)による低コスト有材補助暗渠において利用可能な有機物資材の下層での分解速度は、炭化物や木質系で極めて遅く(半年後の炭素残存率90%以上)、作物残渣ではやや大きい(同40~70%)など、資材による補助暗渠の耐久性の目安を得た。また、本技術の普及拡大のため、トラクターで牽引可能な小型施工機を試作した。
カテゴリ FOEAS 水田 大豆 低コスト 水管理 輪作

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