寒冷地の土地資源を活用した自給飼料の省力・省資源・生産利用技術の開発

課題名 寒冷地の土地資源を活用した自給飼料の省力・省資源・生産利用技術の開発
課題番号 2012020348
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 魚住順
研究期間 2011-2015
年度 2012
摘要 寒冷地における省力・省資源自給飼料生産技術に関しては、a)飼料用トウモロコシについて、裏作に緑肥作物としてヘアリーベッチを導入することにより、トウモロコシのアーバスキュラー菌根の形成率が向上し、乾物収量も増加することを明らかにした。この効果により緑肥栽培ではリン酸施用量を慣行の20kg/10aから10kg/10aに削減してもトウモロコシの収量は減収しないことを明らかにした。b)飼料用トウモロコシについて、ロイテリン産生乳酸菌を含む3種類の乳酸菌とビタミンB12をサイレージに添加することにより、ロイテリン生産の基質であるグリセロールの添加なしに好気的変敗を抑制できることを明らかにした。また、この技術に関連した調製用添加剤とその利用法に関して特許を取得した。c)飼料用ダイズについて、ヘアリーベッチの被覆植生中に飼料用ダイズを不耕起播種したあと、ディスクハローでヘアリーベッチの再生を抑制する新たなリビングマルチ栽培技術を開発し、無農薬で省力的に慣行栽培と同等の収量を得られることを明らかにした。d)飼料用ダイズについて、イタリアンライグラス(IRG)を用いたリビングマルチ栽培に適するダイズの品種と播種期の組合せを明らかにするとともに、この体系によってIRG350kg/10a、ダイズホールクロップ510kg/10aの収量を得た。e)飼料用ダイズについて、ダイズのロールベールサイレージでは、予乾により、繁殖障害の原因物質であるフィトエストロゲンの含量が低下することを明らかにした。f)放牧草地における施肥量や導入草種の違いは、放牧利用1年目おいて放牧牛の日増体量と植生に明らかな影響を及ぼさないことを示した。また、自然草地における放牧によって樹木の当年生実生数は、陽樹のダケカンバで増加し、陰樹のハウチワカエデとイタヤカエデで減少するが、さらに放牧を継続することにより、3種の樹木の生存率を著しく低下させ、ダケカンバの2次林化を防ぐことを明らかにした。
カテゴリ 病害虫 イタリアンライグラス かえで 栽培技術 飼料用作物 施肥 大豆 とうもろこし 農薬 播種 繁殖性改善 品種

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