| 課題名 | 気候変動適応型農業を支援する作物モデルの開発 |
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| 課題番号 | 2012020413 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
中川博視 |
| 協力分担関係 |
滋賀県 石川県立大学 |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | 主要作物の生育・収量・品質予測モデルの構築に関しては、a)水稲のモデル開発について、水稲の炭水化物動態サブモデルを構築し、推定した1籾当たり利用可能炭水化物量によって、滋賀県で得られた玄米の乳白粒率がR2=0.70の精度で説明できた。b)コムギのモデルの検証について、モデルによりポテンシャル収量の年次変動を説明することができた。また、実収量の予測には、施肥の影響評価が重要であることを示した。c)ダイズのモデル開発について、土壌水分の影響を考慮することにより生育量や子実重をよく推定できた。高温の影響を評価するためには、蒸散量の測定方法や群落蒸発散量の評価方法の改善が必要であることを明らかにした。 輪作体系における作期設定法に関しては、a)全国メッシュ気象システムの気象要素の拡充について、全天日射量過去値の搭載を完了した。さらに、全天日射量予測値作成手法の開発に取り組み、気象庁メソ数値予報モデル(メソモデル)の層別雲量と可能日全天日射量から平均二乗誤差3.63MJ/m2/dayで全天日射量を推定することができた。b)作物モデルプロトタイプを用いたシミュレーションについて、任意の時空間領域の気象データを提供するシステムを開発し、そこで、水稲とコムギの作物モデルを実行できるようにした。 水稲高温障害の広域解析に関しては、背基白粒の発生状況を、玄米タンパク質濃度、葉色、あるいはNDVIなどのリモートセンシング指標と登熟相の気温から推定するモデルを作成した。 |
| カテゴリ | 気候変動対策 高温対策 栽培技術 水稲 施肥 大豆 リモートセンシング 輪作体系 |