新規参入経営支援のための経営管理技術の開発

課題名 新規参入経営支援のための経営管理技術の開発
課題番号 2013023015
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 迫田登稔
協力分担関係 日本政策金融公庫農林水産事業本部
研究期間 2011-2015
年度 2013
摘要 農業への多様な参入方式や人材育成方策の策定に関しては、法人従業員の採用時に用いるチェック項目の素案を策定する一方、新規就農 者や支援機関が栽培、作業、財務、販売の分野ごとに営農上の課題を把握できる経営管理チェックシートを開発した。各就農希望者に適した就農形態の判断に活用する「就農適性」評価に関しては、基本的なチェックポイントを引き続き検討し、新規就農支援マニュアルの改訂版に追加していくこととした。
農業版経営診断システムの開発と新たな経営管理システムの確立に関しては、a) 農業版経営診断システムについて、新規就農者が、新規 就農計画の検討、経営実績の分析、経営改善計画の策定などのマネジメントサイクルに沿った支援活動に利用でき、計画や実績の財務分析結果や標準的な指標データベースを提供するシステム(CAPSS)を開発した。b) 経営的意思決定を支援する営農管理手法について、大規模稲作法人を対象に栽培計画や圃場データに基づいて広域・分散圃場群への水稲品種の圃場別配置計画を策定し、可視化する手法を開発した。策定した配置計画をデータ収集手法とともに営農現場に提示し、経営管理面で使い勝手の良いシステムになっているとの評価を得た。
このほか、a) 平成23年度の主要普及成果「Z-BFM」について、全農の「大規模営農モデル構築パイロットJA」の実証(全国6か所)等や全 農と連携した講習会開催、プレスリリース等により普及に努めた。b) 平成24年度の「GAP導入の経営改善効果」についても、農林水産省補助事業「農業生産工程管理体制構築事業」により国内外のGAP導入事例及び海外政府機関等を対象に導入の経営的効果と課題、支援体制な どを調査し、経営改善手法の普及に努めた。
カテゴリ 管理技術 管理システム 経営管理 経営診断 新規就農支援 人材育成 水田 大規模営農 データベース 品種 輪作

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