寒冷積雪地帯での土地資源と自給飼料を活用した肉用牛飼養技術の開発

課題名 寒冷積雪地帯での土地資源と自給飼料を活用した肉用牛飼養技術の開発
課題番号 2013023026
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 渡邊彰
協力分担関係 岩手県農業研究センター畜産研究所
研究期間 2011-2015
年度 2013
摘要 放牧後の代償性成長を活用した放牧肥育に関しては、a) これまで捕獲できなかったアカウシアブを含む多くの種類のアブに対して有効で、運搬・保管が容易な新型アブトラップを開発した。また、夏に放牧地で生まれた短角牛の初期発育は春子に比べて優れていることを認めたが、哺乳行動や血液成分値は差が認められないことを明らかにした。b) 牛肉における牧草フレーバーの局在部位については、本フレー バーの主要な原因物質と考えられるテルペノイド類が、皮下脂肪、筋肉内脂肪に蓄積し、筋肉組織には極めて少ないことを確認した。
寒冷地積雪地域の多様な自給飼料資源を活用した黒毛和種生産技術に関しては、a) 心拍変動のスペクトル解析から得られるリラックス指 標により、冬季は夏季よりも全般的にリラックス度が高いが、屋外飼育は屋内よりも伏臥姿勢のリラックス度が低いことを明らかにした。行動観察においても冬季屋外飼育では伏臥姿勢での時間配分が短くなることがわかった。b) 膣内留置型黄体ホルモン製剤(CIDR)とPGF2 αの前処理(Flex-Synch)によって、従来法と同等の採卵成績のまま、牛過剰排卵処理の開始日を4~10日の間で自由に調節できることを 見出した。
このほか、
a) 開発した咀嚼計(SCRUM)と腰部に装着した加速度計のデータを利用して牛の採食、反芻及び起立横臥時刻を容易に求めることができるプログラムを開発した。
カテゴリ 高付加価値 肉牛

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