課題名 | 加工適性の優れたもち米品種開発の選抜強化 |
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研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場 |
研究分担 |
研究部水稲G |
研究期間 | 完H19~23 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:北海道もち米の安定供給、需要拡大のため、加工適性、品質、耐冷性および耐病性等を兼ね備えたもち米品種の開発を促進する。 、成果1)高品質もち米品種の選抜強化 、冷水田で個体選抜した組合せは達観による不稔歩合によって耐冷性に優れる個体を選抜した。個体選抜では硬化性が「きたゆきもち」~「はくちょうもち」並または「きたふくもち(上育糯464号)」並以上の個体をラピッド・ビスコ・アナライザーによる熱糊化特性によって選抜する予定である。 、系統選抜では耐冷性といもち病抵抗性に優れる系統を中心に圃場選抜した。生産力検定予備試験では収量性と耐冷性に優れる系統を中心に選抜した。 、生産力検定予備試験で耐冷性が極強で葉いもち圃場抵抗性が中以上と判定された系統の割合は、前世代である系統選抜に比べて増加し、耐冷性およびいもち病抵抗性に優れる個体の選抜が進んでいると考えられた。 、 2)育成系統の加工適性検定 、 系統選抜について加工適性検定を実施した結果、一部の系統で「きたふくもち(上育糯464号)」以上の硬化性を有していた。今後、「きたゆきもち」~「はくちょうもち」並または硬化「きたふくもち」並以上の硬化性を有する系統を選抜する。生産力検定本試験では、上系糯12224(07S12-107/上系糯07219)が「きたふくもち」並以上に硬化性が高いことが確認されるなど、加工適性に優れる系統が選抜されていると考えられた。 、 、 、 |
カテゴリ | いもち病 加工適性 需要拡大 水田 抵抗性 品種 品種開発 |