薬剤感受性低下イネドロオイムシの緊急防除対策

課題名 薬剤感受性低下イネドロオイムシの緊急防除対策
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
研究分担 生産環境グループ
研究期間 継H24~26
年度 2013
摘要 目的 イネドロオイムシに対して、感受性低下が認められる育苗箱施用薬剤及び感受性低下個体群の発生状況を把握するとともに、適切な薬剤選択のために、感受性低下個体群に有効な薬剤を明らかにし、防除対策を確立する。
、結果 イミダクロプリドについては、16地点から採集した個体群を用いて薬剤感受性検定を実施し、半数致死量(LD50)が最も低かった地点を基準に抵抗性比(LD50比)を算出した。抵抗性比10以上なったのはうち10地点で、これらは抵抗性個体群と考えられた。クロチアニジンについても同様に7地点から採集した個体群を用いて薬剤感受性検定を実施し、抵抗性比を算出した。最高値は5.7で、抵抗性比10以上となった地点は昨年と同じくなかった。イミダクロプリド水和剤DF500倍移植当日潅注処理の効果確認試験を実施したところ幼虫数及び食害葉数の対無処理区比が60以上となり、効果が認められなかった。ポット試験では代替薬剤としてクロラントラニリプロール粒剤の効果が高く、次いでイミダクロプリド・スピノサド・イソチアニル粒剤であった。
カテゴリ 育苗 抵抗性 防除 薬剤

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