高温加湿空気を用いた水稲種子消毒の実用化試験

課題名 高温加湿空気を用いた水稲種子消毒の実用化試験
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
研究分担 生産環境グループ
研究期間 新H25~26
年度 2013
摘要 目的 高温加湿空気を用いた水稲種子消毒の種子伝染性病害に対する防除効果を明らかにするとともに、水稲における実用性を評価する。
、結果 苗いもちは少発生により効果判定できなかったが、保菌粒率から、いもち病に対して高温加湿空気処理は3処理条件とも温湯消毒と同等の効果を示すと考えられた。ばか苗病に対して、TS-1の効果は温湯消毒より劣り、TS-2、TS-3の効果は温湯消毒に優り化学農薬よりやや劣ると考えられた。褐条病に対する効果は、病害の発生が少なく判定できなかった。
、d.苗立枯細菌病に対して、高温加湿空気処理は3処理条件とも温湯消毒と同等の高い効果を示した。高温加湿空気処理の発芽率は90%以上であり、実用上問題無いと考えられた。また、苗形質への影響は認められなかった。
カテゴリ 病害虫 いもち病 温湯消毒 種子消毒 水稲 農薬 防除

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