| 課題名 | 2 低コスト・安定生産技術の開発に関する試験 、(2) 被覆肥料入りBB肥料を用いた直播てんさいの窒素施肥法の改良 |
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| 研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場 |
| 研究分担 |
研究部 生産環境グループ |
| 研究期間 | 完 、平成23年~25年 |
| 年度 | 2013 |
| 摘要 | 目的:被覆尿素入りBB肥料の直播てんさいに対する有効性を明らかにし、新たな施肥法を確立する。 、成果: 、 (a) 埋設試験におけるR15の窒素溶出は、埋め込み後4週目で50%程度、6~8週目で80%に達し、現行の分施相当の窒素供給が可能と判断された。また、窒素の溶出は気温の低い条件でも安定的に進み、年次変動も小さかった。 、 (b) 被覆BB肥料を全量作条施肥した作条R15区および全層施肥した全層R15区では、分施区とほぼ同等の初期生育、収量、糖量が得られた。 、 (c) 被覆BB肥料を利用した各種施肥法とも、施肥後の株間土壌のpHの低下、ECの上昇のいずれも初期生育に影響を及ぼす水準には至らず、分施区と同様に初期生育障害のリスクは小さい。 、 (d) 被覆BB肥料を用いた全量作条施肥および全層施肥は、速効性肥料による分施および農家慣行の施肥法と同等の糖量が得られることが現地試験でも確認された。ただし、窒素肥沃度の高い泥炭土では窒素施肥量が施肥標準を上回る条件で被覆BB肥料への置き換えを行うと糖分が低下する場合が見られた。 、 (e) 全層R15区における降雨後の土壌無機態窒素は尿素を表面施肥した分施区より多く、被覆BB肥料を用いる全層施肥では窒素溶脱を防ぐための適用土壌の限定は不要と考えられた。 、 (f) 被覆尿素を原料に用いることで肥料単価は上昇するものの、被覆BB肥料は窒素濃度が高く、窒素成分量当たりの価格は抑えられ、同一施肥法で肥料タイプのみの変更ではむしろ低コストで、若干の省力化も期待できる。一方、分施から作条施肥への変更では、肥料コストは高くなるが作業省略のメリットが大きい。 |
| カテゴリ | 肥料 コスト 省力化 施肥 低コスト てんさい |