課題名 | 1 地域の特性に応じた森林及びみどり環境の充実(イ)森林の生物多様性保全と健全性維持のための研究開発4)生物多様性を確保する森林管理技術の研究と開発 、3)渓畔域における溶存有機物(C,N)の動態モニタリング |
---|---|
研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構森林研究本部林業試験場 |
研究分担 |
機能G |
研究期間 | 完H22~25 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:森林から供給される落葉などの粒状態有機物について,水生生物による利用実態が解明されつつあるが,流出量が最も多い溶存有機物については,その供給過程,供給量など基本的なことがほとんど調査されていない。溶存有機物(特に炭素:C)は,渓流内の食物連鎖の起点となっているほか,鉄等の金属を輸送するなど沿岸生物にとって重要な役割を果たしていると考えられ,森林と河川および沿岸域の水産資源との関係を総合的に解明して欲しいという,森林・水産分野双方からのニーズも高い。そこで,森林の公益的機能にも関与する基礎知見として,森林の質(樹種や成熟度)の違いが,溶存有機物の渓流への供給量や供給形態にどのように影響するかを明らかにすることを目的とする。 、計画:(1)林相の異なる渓畔域における渓流水の採水・分析、(2)林相の異なる渓畔域における森林土壌水の採水・分析、(3)森林施業に伴う森林土壌の水質形成機能への影響評価 |
カテゴリ | 管理技術 モニタリング 輸送 |